先月のページビュー

2021年8月2日月曜日

8月2日入院 3日胸腔鏡検査 7日退院

  7月20日の呼吸器内科診察で、BNPの数値はいいとは言えないがそれだけでは説明できない。また、その他のこのような場合の典型的な数値も悪くない。胸に水が溜まる現象の原因究明のため、胸腔鏡検査なるものを行いたいとの提案があった。切開しての内視鏡観察で数日の入院しての検査となる。 

 7月26日胸腔鏡検査の説明があり、8月2日入院、8月3日検査となる。この日、造影剤付CT検査、心電図、血液検査、レントゲン検査も合わせて行う。

 8月2日入院日、受付でPCR検査を行い、結果が出るまでの1時間半に入院の手続きを行う。陰性だったので入院許可が出る。血液検査

 8月3日 午後3時に手術室にベッドのままで行く。約1時間(手術室の時計で、3時手術室入室、終了告知時刻4時だった)の検査だった。
 自分のベッドから手術ベッドに乗り移る。上半身裸になる。超音波でどの部分を切開するか決めマーキング後消毒を入念にし無菌のシートを頭部から体全体にかぶせられる。麻酔薬を近傍に4本くらい打つ。その後切開が始まるが、痛くはない。感じは切れない包丁でぐりぐり切開くような感じ。
 その後恐らく胸水を排出し、内部を観察し組織を10カ所近く取ったようだ。どうも内視鏡を操作している人とモニターを見て指示を出す人の2人で作業しているようで、片方の先生がそこをつまめとか言うのでわかる。つまんでもぎり取る感じで、その瞬間やや痛い。組織採取がかなり長かった。その後何か縫っている感じがしてやや痛いがすぐに終了。



 この時には950ccの胸水を排出。採取時に背中に液体が流れた分も含め1000ccは出たか。検査終了後、胸腔の中に残置された排出用のドレインは胸腔の中に17.5cmの長さで入っているのだそうです。




 その後レントゲン室に行き、寝たままで正面とサイドの胸の写真を撮る、ドレーンが正しく収まっているか調べるのか?。この時正面から撮影する場合は背中に、サイドから撮影する場合は反対側に写真のフィルムを置き撮影する。
撮影が終わったら病室に戻るがこの間に850ccの胸水が排出されて溜まった。



 一度にたくさん出すと肺に支障があるとのことで、パイプを鉗子で挟み排出しないようにしてくれた。

 翌8月4日9時半頃から排出再開いきなり350ccが溜まる。その後もどんどん出てくる。これ止まらないじゃないかと思う。夕方5時で550cc。

8月5日朝5時時点で600cc、かなり水は収まってきたのか? 夕方時点で累計740cc

個室だったがより症状の重い人が出てきたので、4人部屋に替わることになった。
部屋の住人は俺以外の3人がどうも重症のようだ。3人とも自分で歩けない。
重症の為なのであろう、部屋はナースステーションの目の前に位置している。

一人は看護師に浣腸をしてもらい、小便も世話になる男、おむつもしているようだ。寝返りうてない5、60男。痛いと騒ぐ。

もう一人は痰を取る際、苦しさにげーげー声を上げる男。又、点滴するのにギャーギャー騒ぎ立て、看護師を困らせ、20分位大騒ぎという事もあった。時々呼吸音、でなければいびきがうるさい。点滴をして、食事はしてないようだ。80代か

最後の男は騒がなく、礼儀正しいが、ナースコールでトイレに連れて行って貰い、酸素ボンベを使っている男 50代か。

この人たちの出す音で夜はなかなか眠れない。昼はもちろん夜も談話室に移動して過ごす。

 8月6日 胸水の出方の様相が変化してきた。胸水を入れるタンクは単なるタンクでなく胸水を使い胸腔の内圧と同じ圧をつくり胸水を抜き出すような仕組みらしい。これが従来と違った動きをしている。
レントゲンを撮り肺が膨らんできたので管を撤去することとなった。この時点で860cc位だったか。
以前縫合した部分の抜糸をした後、麻酔注射2本をしてチューブを引き抜く。その後傷口を2回縫合したようだ。表面を消毒して終了。結局トータル2800cc位排出

8月7日 退院





0 件のコメント:

コメントを投稿