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2024年6月1日土曜日

2022年8月31日水曜日

8月泌尿器科受診

 7月24日 

CT検査全身を撮影して、多臓器への転移性病変や、リンパ節転移などの有無を評価します。

骨シンチグラフィー前立腺がんは骨への転移を起こすことが多く、全身の骨をシンチグラフィーにて転移性病変の有無について評価します


8月31日 検査結果の説明 CT検査と骨シンチグラフィーは異常なし 

検査結果

骨に転移した例


 ゴナックスという薬液をへその左右2か所に皮下注射。2から3cc位(薬剤そのものは120mgとか)男性ホルモンをブロックし癌細胞の増殖を抑える役割。効力は1カ月で1か月後にPSAの値を見ながら再度注射



2022年7月10日日曜日

7月 循環器、呼吸器内科受診経過

 7月19日 循環器科、呼吸器科受診

 循環器科・・当日朝におこなった心臓エコー検査、心電図、血液検査の結果説明、患者の症状は徐々に悪化しているにもかかわらず、従前と変わりなく心臓の動き、心電図系には大きな異常なく医者もわからないという。

心臓エコーでわかる事



 呼吸器科・・肺の水の状況も大して変化なく相変わらず。数年前調子が悪くなり始めの頃、睡眠時無呼吸症候群を疑い自分でパルスオキシメータを購入し調べたことがあった。夜間酸素濃度が80以下になることがあったが脈拍と同期していないしどういうことなのか自分では判断できずにいた。データを最近になりよく見てみると昼間は殆ど90以上なのに、夜間におそらく睡眠に入っているときだけどうも血中濃度が下がっていることが分かった。この話を医者にすると今晩機器をつけて調べてみましょうかとの話になった。自分では無呼吸症候群の話ではないと思ったが病院の機器は自分保有のものより賢く呼吸状態とリンクしておりより正確に測定できるし医者の見解も聞けるので一晩付けてみようと思った。
 それからもう一つ立ち眩みのような症状を告げるとそれなら起立性何とかの検査もついでだからしてみますかとおっしゃる。たいして期待できないが起立性低血圧も過去自分でも疑ったりしたのでついでにお願いした。

 夜就寝時に病院の酸素濃度の測定器(パルスオキシメータ)を左手にセットし測定開始したが、ところがこういう時に限り全く眠れず朝3時半ごろようやく2時間ほど眠る。念のため右手に自分の所有のものをセットしてダブルでの測定とした。データが全く取れていないのではと思ったが、自分のもののデータを拾ってみてみると3時半頃からそこそこデータが取れているのではないか。病院のものは呼吸との同期が取れて、さらに詳しく調査できるのでどういう話になるか医者の話を聞きたいと思った。あまり期待してないけど

自分の所有するパルスオキシメータの測定例

日中の血中濃度の典型例 7月7日 10:16~18:15 上が脈、下が濃度 日中は殆ど90以上である。


今度は夜間の例 7月8日 21:32~6:44 90以下が連発 自分としては脈の値が酸素濃度の値とリンクしていないので睡眠時無呼吸とは関係ないと判断したのだが。夜に限りなぜこうなるのかは不明


今回の病院機器セット時のデータ 7月19日 10時頃から朝6時半頃 寝入った朝方3時半から90以下出現


これらのデータを見ていて気が付いたが寝ているときのデータでなく、純粋に眠りに入っているときのデータが大事だという事。

7月26日 呼吸器科受診 起立性低血圧検査、睡眠時無呼吸症候群検査 結果説明

当日朝起立性低血圧の検査を行う。その手順は

  1. 5分間しずかにベッドに横たわる
  2. その後そのままの体位で1分間おきに3回血圧を測定
  3. つぎに立った姿勢になり1分間おきに10回血圧を測定
  4. 次にベッドに横たわり1分間おきに5回血圧を測定

この結果が次の表となる。全く正常だ。立った時に寝ている状態から低下すれば低血圧という事になるがその傾向はない。


次に睡眠時無呼吸症候群の検査結果

 血中濃度は最低で78位に下がる。先生は軽度の無呼吸症候群の症状だとおっしゃる。時間当たりの平均停止が10回だが40回以上だと問題で酸素を付けることも考えなきゃという。いびきをかいて数十秒(?)呼吸が止まることがあるらしいがこれも経過観察だ。自分の持っているデータでも同じくらいで数年前より変化はない。これは今に自分に取り大きな問題ではないだろう。




2022年6月24日金曜日

5月,6月,7月 泌尿器科受診経過

5月16日 血液検査でPSA 8.7

6月8日   検査入院前事前検査 PSA 9.9 この時なぜか肝炎の検査も行われていてB型肝炎(HBs抗原陰性)、C型肝炎(HCV抗体陰性)、HIVウイルス(HIV-1,2抗体陰性)はすべて陰性であった。

約30%の確率で前立腺癌の可能性があるというらしい。
下図のフローから言うと順番が逆で、私の場合消化器内科の造影剤CT検査で異常が見つかりPSAを調べたら案の定8.7という結果で前立腺生検という流れになった。



この前立腺生検は藤枝市立病院では下半身麻酔で行われる。その際、短時間で済み痛みの心配もしなくていいので(?)ついでに膀胱内視鏡検査も行うようだ。前立腺の片側が異常とのことだが生検自体は両側くまなく10か所くらいの組織を採取するとのことだ。

6月22日~24日 膀胱内視鏡、前立腺生検、検査入院

 2泊3日の予定で検査日前日に入院 PCR検査を済ませ病室に入る。あとは何もなし。翌日この日は3食抜きなので朝9時過ぎ点滴を行う。座薬も入れ排便をする。あとは午後2時半頃から検査をするというので待機状態。午後2時手術室に呼ばれて準備が始まる。腰椎に麻酔薬が打たれるがうまくいかないのか、10回程度トライする。時間にして10分くらい。麻酔が効き始めると下半身は全く感覚がなく自分の足ではないようになってしまった。全く痛みはなく何をやっているのかわからない状態で検査終了。時間は3時で経過時間は手術室の入りから出迄約1時間であった。

 病室に帰ってくるとすぐに両足にカフが装着されマッサージが始まった。脳から足に指令を出しても全く動かない為、血栓ができやすくなりこれを防止するのが目的


 一晩中マッサージされ眠ることが出来なった。結局朝7時半頃取り外してもらったが、尿の残置チューブと、点滴からは9時ころになりようやく解放された。非常に長く辛い夜だった。読み物を持参しなかったのがまずいし、充電ケーブルもなく、携帯類は電池切れだった。
残置チューブの抜去時には1秒程度の極めて短時間だがやや痛みがある。初めての排尿には少し血が混じっていた。
 11時頃尿が自力で出ることが確認できようやく退院となった。結果の説明は1か月後となる。
 退院してからは1日位は排尿時に軽い痛みがある。また長時間のマッサージためなのか揉み返しが1日経過してから感じられ足がやや重くなった。

7月20日 結果説明

 10か所穿刺しての細胞検査の結果2か所にがん細胞があったとのこと。治療方法として3つの選択肢がある事を告げられる。このうち第一にホルモン療法、次に放射線療法をすすめられる。一方癌の広がり状況はまだわからないので、治療開始前にCT、骨シンチグラフィーの検査を行うことになった。この結果により使用薬剤なども違うらしい。できれば限局ガンで片葉1/2以内T2a位で収まってもらいたいものだが。異状の発見時のCTは片側という事、今回の細胞検査でも2/5=40%という結果なので感触は勝手にT2aと思っているだけだ。次回の検査は8月となる。